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転職

地方公務員からITエンジニアへ転職、その後の年収推移レポート

はじめに

こんにちは。てくぞうです。

「公務員は安定している」とよく言われますが、実際に働いてみると「このままでいいのかな」「もっとスキルを身につけたい」と感じることもあります。
私も地方公務員からITエンジニアへ転職したひとりです。

今回は、実体験に基づいて、転職後の年収がどう変わったのか、リアルな推移をご紹介します。

これから同じようにキャリアチェンジを考えている方の参考になれば嬉しいです。

公務員時代の年収

スタート地点

私が地方公務員だった頃の年収は、おおよそ300万円台後半〜400万円台前半でした。

残業は部署によって差がありましたが、基本的にはそこまで多くなく、安定した給与をもらっているという安心感はありました。

ただし、昇給ペースはとても緩やかで、年に数千円から1万円程度しか上がらないことがほとんどでした。

感じていた課題

  • スキルアップしても評価されにくい
  • 年齢とともに昇給する仕組みなので、努力との連動が弱い
  • 将来的な収入の伸びに不安を感じるようになった

このまま年功序列で年収が上がるのを待つよりも、自分のスキルで市場価値を上げたいという思いが強くなっていきました。

ITエンジニア転職1年目の年収

転職直後のリアル

IT業界未経験でインフラエンジニアに転職した私の1年目の年収は、おおよそ350万〜400万円でした。

つまり、金額だけ見ると大きな変化はなかったです。

「え、頑張って転職したのにそんなもの?」と思われるかもしれませんが、未経験職種への挑戦としては十分だと思っています。

感じた違い

  • 技術力を身につけることで将来の伸びしろが大きいと感じた
  • 努力次第で短期間でも年収アップが可能なフィールドに立てた
  • 実力主義の世界に来たことで、モチベーションが上がった

当然、年功序列は存在しますが、スキルアップすればするほど、年収もダイレクトに反映されるチャンスが増えていくことが大きな違いでした。

転職後2年目以降の年収推移

2年目・3年目の変化

転職後2年目以降、私は資格取得(CCNA・LPICなど)と現場経験を積むことに注力しました。

その結果、年収は400万円台後半〜500万円台前半に到達しました。

つまり、公務員時代よりも確実に年収が上がり始めたのです。

年収アップに直結した要素

  • ネットワークエンジニアとして設計や構築に関わるチャンスを得た
  • お客様対応や提案活動など、幅広いスキルを身につけた
  • 資格を取得して、客観的な実力を証明できるようになった

特に、「資格取得+実務経験の積み上げ」の組み合わせが、年収アップには非常に効果的でした。

年収推移から見えた「転職成功のポイント」

すぐに爆発的に増えたわけではない

公務員からITエンジニアに転職したからといって、最初から年収が劇的に上がるわけではないです。

むしろ、地道な努力と継続的なスキルアップがあって初めて、数年後に大きなリターンが得られる世界だと実感しました。

だからこそ、

  • 短期的な金額だけで判断しない
  • 数年スパンでキャリアを考える
  • 小さな成功体験(資格取得・案件経験)を積み重ねる

こうした意識がとても大事だと感じています。

努力がダイレクトに評価される喜び

もう一つ大きかったのは、
「頑張れば頑張った分だけ、ちゃんと収入や評価に反映される」という実感です。

公務員時代にはあまり感じられなかった、努力と成果の連動感がモチベーションを支えてくれました。

 

まとめ

今回は、地方公務員からITエンジニアに転職した私の年収推移をリアルにご紹介しました。

  • 公務員時代:300万円台後半〜400万円台前半
  • 転職1年目:350万〜400万円
  • 転職2〜3年目:450万〜500万円超

最初はあまり変わらなくても、継続的なスキルアップで確実に年収が伸びることを体験できました。

転職は不安も大きいですが、
長期的な目線で見れば、自分の可能性を広げる素晴らしい選択肢になります。

 

最後に

この記事が、これから公務員からIT業界への転職を考えている方の参考になれば幸いです。

たとえ最初はうまくいかなくても、コツコツと積み重ねれば、必ず道は開けていきます。
不安を力に変えて、一歩踏み出してみましょう!