はじめに
こんにちは。てくぞうです。
「IT業界に転職したい。でも、何から勉強すればいいのか分からない」
私自身、公務員からITエンジニアに転職する前は、まさにその状態でした。
独学は自由度が高い分、「何を・どの順で・どれくらいやるか」が難しい。
でも、正しい道筋と自分に合ったペースで進めれば、未経験でも十分転職は可能です。
今回は、私が実際に自宅で行っていたIT転職に直結した独学メニューを公開します。
STEP1:ITの全体像をつかむ
最初におすすめ:ITパスポートの学習
ITパスポートは、
- ITの基礎用語(ハード・ソフト・ネットワーク)
- セキュリティやマネジメントの考え方
- 業界の構造や基本的な仕組み
などが幅広くカバーされており、IT未経験者に最適な入口です。
学習方法
- スマホアプリでスキマ時間に過去問演習
- YouTubeの無料講義で概念をつかむ
- 本でじっくり読み込むより、アウトプット重視でOK
「理解した」より「見たことある」を増やすことが、最初の目標です。
STEP2:Linuxを実際に触ってみる
インフラエンジニア志望ならLinux操作はマスト
私はこの段階で、VirtualBoxを使って仮想環境を構築し、Linux(CentOSやUbuntu)をインストールして遊びました。
触って学んだこと
- ファイル操作やパーミッションの変更
- サーバー起動やSSH接続
- yumやaptを使ったソフトの導入
おすすめ教材
- ドットインストール(短くて実践的)
- UdemyのLinux講座(体系的に学べる)
- LPICレベル1のテキスト(資格対策兼実務知識)
「GUIに頼らずにサーバーを操作できる」感覚は、IT業界では大きな武器になります。
STEP3:資格取得でモチベーションを維持
私が取得した資格
私が初めの取得した資格は以下の通りです。
難しい資格ではないため、モチベーションを維持できます。
また、合格した後に証書が届くのでこれが地味に嬉しいです。
- ITパスポート(基礎固め)
- 基本情報技術者(設計やアルゴリズムの知識)
- CCNA(ネットワーク基礎の証明)
- LPIC-1(Linuxの理解度を形に)
資格のメリットは、自分のスキルを「見える形」にできることです。
独学のポイント
- 最初は過去問→わからなければ解説を見る
- YouTube・ChatGPTを活用して疑問点を即解消
- 模試感覚で“試験慣れ”することが重要
「満点を取る」より「理解しながら合格する」がベストです。
STEP4:クラウド環境に触れてみる
AWSは未経験でも試せる!
AWSには無料枠があり、実際に以下のような操作が自宅で体験できます。
- EC2で仮想サーバーを立てる
- S3でストレージを使う
- VPCでネットワーク構成を作る
学習の進め方
- AWS公式チュートリアルでハンズオン
- Qiita・Zennの初心者向け記事を活用
- TerraformなどIaCにも触れるとスキルの幅が広がる
「クラウドって何?」が「ちょっと分かる」になるだけで、自信がかなりつきます。
STEP5:日々の学習を“習慣化”するコツ
勉強は「時間より頻度」
- 毎日30分でもいいから“続ける”ことが大切
- モチベが下がった日は、軽く復習だけでもOK
- 日報アプリ・SNS・Notionで記録を残すのも効果的
「続けている自分」が自信になり、勉強が自然と生活の一部になります。
まとめ
未経験からITエンジニアを目指すなら、自宅での学習だけでも転職への土台をしっかり作れます。
▼今回ご紹介した独学メニュー
- ITパスポートで全体像をつかむ
- 仮想環境でLinuxを触る
- 資格学習で知識を定着させる
- AWSなどのクラウド環境に挑戦する
- 習慣化の仕組みをつくる
「とりあえずやってみる」「少しずつ覚える」から始めることで、あなたのスキルと自信は確実に育っていきます。
次に目指すのは、学んだことを武器に転職の一歩を踏み出すこと。
焦らず、自分のペースで取り組んでみてください!