はじめに
こんにちは。てくぞうです。
「同じ経験年数なのに、あの人はなぜ仕事が早くて正確なんだろう?」
そんな“仕事ができるエンジニア”には、共通する行動パターン=習慣があります。
今回は、私自身が先輩や周囲の優秀なエンジニアを見て気づいた、「これは真似してよかった!」と感じた習慣を5つご紹介します。
習慣①:朝一でタスクを3つに分けて書き出す
優先度と粒度を意識したタスク管理
仕事ができる人ほど、「やることリスト」が明確です。
朝一番で優先度ごとに3分類しておくことで、行動に迷いがなくなります。
- 今日必ずやること(Must)
- できればやりたいこと(Want)
- 明日にまわせること(Later)
ポイント
- 必ず紙やデジタルで“書き出す”
- 時間のかかりそうなタスクは細かく分解
- 達成感を感じるためにも完了チェックを入れる
「やるべきことが見える」だけで、作業スピードも集中力もアップします。
習慣②:困ったらすぐにメモ+図解に落とし込む
話を整理できる人は、図で考える習慣がある
仕様や構成の理解に手こずるとき、できるエンジニアはすぐに
- 手書きでネットワーク図を描く
- 関係者のつながりを図解化する
- プロセスや手順を時系列で整理する
といった“見える化”の行動を自然にとっています。
ポイント
- 完成度より「自分が理解するため」に描く
- 他人と共有する場合は、読みやすい形に整理
- NotionやMiroなどのツールも便利
「理解したいなら図にする」クセをつけるだけで、頭の整理が早くなります。
習慣③:報連相(報告・連絡・相談)をこまめに行う
仕事ができる人ほど「先に言う」
- 「○○の作業、予定より少し遅れそうです」
- 「この対応で問題ないか、確認させてください」
- 「〜に関してお客様から相談がありました」
こうした早めの報連相が、信頼につながります。
ポイント
- 状況だけでなく「次のアクション」も添える
- 文書(Slackやメール)で残すことも意識
- トラブル時は「相談>報告>結論」の順で伝えると整理しやすい
「聞くは一時の恥、聞かぬは一生の損」──この姿勢が仕事の質を左右します。
習慣④:「理由」を言語化するクセがある
技術だけでなく“なぜそれをやるか”を語れる
仕事ができるエンジニアは、ただ手順通りに動くだけでなく、
- 「なぜこの構成がいいのか」
- 「なぜこの順番で設定するのか」
- 「なぜこの方法を選んだのか」
という背景や意図を自分の言葉で説明できる力があります。
ポイント
- 自分の言動に「なぜ?」をつけてみる
- ドキュメントやメモに「背景」欄を加える
- 説明の機会(朝会・レビュー)を逃さない
この習慣が、「任せられる人」になる第一歩です。
習慣⑤:反省と振り返りをルーティンにしている
毎日・毎週の“ミニ反省会”が成長を加速させる
できる人ほど、自分の行動を振り返る時間を意識的に取っています。
- 今日の成功・失敗は?
- どこでつまずいた?
- 明日はどう動く?
という小さなPDCAサイクルを回し続けることで、成長のスピードがまるで違います。
ポイント
- 日報・週報をしっかり書く(自己分析ツール)
- 「行動」「思考」「気づき」の3要素で振り返る
- 振り返りノートをつけるのもおすすめ
反省=自己否定ではなく、改善と成長の種になります。
まとめ
仕事ができるエンジニアが共通して持っている習慣は、特別な才能ではありません。
どれも明日から誰でも始められる「行動のクセ」です。
今回紹介した5つの習慣をおさらいすると…
- タスクを3分類で明確に
- 手を動かして図解で理解
- 報連相をこまめに・前倒しで
- 自分の言動に「なぜ?」をつける
- 毎日・毎週の振り返りをルーティン化
この5つを意識するだけで、周囲からの信頼度も仕事の成果も大きく変わっていきます。
ぜひ、自分に合った形で取り入れてみてください!