はじめに
こんにちは。てくぞうです。
「まだ経験も浅いし、リーダーなんて自分には早いかも…」
そう感じている2年目エンジニアは多いと思います。
でも、リーダーへの道は突然やってくるものではなく、小さな行動の積み重ねです。
今回は、私自身が2年目で意識したことや、「ここから始めてよかった」と思えた行動を紹介します。
リーダーの素質は、日々の姿勢から芽生える
(1)「先回りの視点」を持ってみる
リーダーの第一歩は、与えられたタスクをこなすだけの思考から脱することです。
- 次に何が起こりそうか
- チームが詰まりそうなところはどこか
- まだ見えていないリスクは何か
など、一歩先を想像するクセをつけるだけで、行動が変わります。
(2)ちょっとした「声かけ」から始める
リーダーシップ=指示を出すことではありません。
- 新人が困っていそうなら「何か手伝おうか?」と声をかける
- ミーティング前にチームメンバーの資料を軽くチェックしておく
- 「これ、まとめておきました」と自主的に共有する
こうした気配りや働きかけが、チームからの信頼に直結します。
(3)ドキュメントや進捗管理を「見える化」してみる
リーダー的な動きの一つに、情報の整理と可視化があります。
- タスク管理表の整備
- チーム共有メモの作成
- 手順のマニュアル化
上記のように、リーダーでなくてもできることはたくさんあります。
これをやるだけで、「あの人は頼れる存在」として一目置かれるようになります。
リーダー経験は、小さな「任されること」から始まる
1人プロジェクトでの取りまとめ
規模が小さい案件や検証作業で、「1人で進行管理やお客様対応をする」チャンスが巡ってくることがあります。
それこそが、リーダーへの準備運動です。
- 進捗報告
- 調整対応
- 問題発生時の連絡
上記の対応をしっかり経験することで、リーダーの視点が体に染みついていきます。
3〜4人のチーム内サブリーダーを目指す
いきなりプロジェクトリーダーを目指すのではなく、チームのサブ的な立場で以下のような役割を意識することが大切です。
- メンバーの進捗を把握する
- 状況をまとめて上長に報告する
- 全体の流れを俯瞰する
自然とリーダーらしい行動が身についていきます。
リーダーに挑戦するうえで意識したいこと
完璧じゃなくていい。大事なのは「挑戦姿勢」
リーダー経験が浅いと、不安になるのは当然です。
でも、「間違えたらどうしよう」よりも「何を学べるか」にフォーカスすることが大切です。
- 失敗も経験と捉える
- 分からないことは素直に相談する
- 振り返りをして次に活かす
という姿勢を持つことで、成長の速度が大きく変わります。
周囲のサポートを活用する
すべてを一人で抱える必要はありません。
- 先輩や上司に相談する
- チームに協力を仰ぐ
- 苦手分野は補ってもらう
チーム全体で目標を達成する意識を持てば、リーダーとしての不安もぐっと軽くなります。
まとめ
2年目でリーダーを目指すなんてまだ早い…と感じるかもしれませんが、リーダーに必要な行動や姿勢は、今からでも少しずつ身につけられます。
- 先回りして考えるクセをつける
- 小さな「気配り行動」を積み重ねる
- 情報整理や見える化を心がける
- 小さな案件で責任を持ってみる
これらの小さなステップが、将来の大きな一歩につながります。
「いつかリーダーになれたらいいな」ではなく、「今日からリーダー的に動いてみる」ことが、成長の近道になります!