はじめに
こんにちは。てくぞうです。
未経験からITエンジニアに転職する人が増えている中、入社後にどんどん成長していく人と、なかなか伸び悩んでしまう人に分かれる傾向があります。
私自身も未経験からインフラエンジニアに転職した経験があるので、今回はその実体験や周囲のケースを踏まえて、「伸びる人」と「伸び悩む人」の違いをまとめてみました。
伸びる人の特徴
好奇心が強く、自分から調べるクセがある
未経験からのスタートでは、最初はわからないことだらけ。
でも、「なぜこうなるんだろう?」という疑問を持ち、自分から調べて学ぶ姿勢がある人は圧倒的に伸びやすいです。
- エラーが出たら原因を調べてみる
- 使っているコマンドやツールの意味を掘り下げる
- 技術書やQiita、YouTubeなどを活用する
この「自走力」があるかどうかが大きな分かれ道です。
わからないことを素直に聞ける
「調べたけどわからない」ときに、素直に質問できる人は成長スピードが速いです。
- 教えてもらったらメモを取る
- 同じことを何度も聞かない工夫をする
- 質問する前に「何を試したか」を伝える
こうした姿勢が先輩や周囲からの信頼にもつながり、より多くの経験や学びのチャンスを得やすくなります。
小さな成功体験を積み重ねている
最初は簡単な作業や設定でもいいので、「自分でできた!」という成功体験を重ねていくことが、モチベーション維持にも直結します。
- サーバーを一人で立ててみる
- シェルスクリプトを書いてみる
- 学んだ内容をアウトプット(SNSやブログなど)してみる
小さな成功を積み上げることが、大きな自信と実力につながります。
伸び悩む人の特徴
指示待ち・受け身のスタンス
未経験だからと遠慮して「言われたことだけやる」姿勢でいると、成長スピードはガクッと落ちます。
- トラブルの原因を自分で調べない
- 業務外で技術に触れようとしない
- 自分から課題や改善点を見つけようとしない
特にベンチャー企業や中小企業では「自分から動ける人材」が重宝されるため、受け身では評価も伸びにくいです。
間違いを恐れて挑戦しない
失敗を避けてばかりいると、いつまでも実力は身につきません。
- わからないからと手を出さない
- ミスを隠してしまう
- 指摘を素直に受け止められない
挑戦し、失敗し、そこから学ぶことで成長する環境です。
「失敗=悪」ではなく、「失敗=学び」と捉える思考が重要です。
勉強が継続できない
入社前は熱心だったのに、仕事が始まったとたんに勉強をやめてしまう人もいます。
- 忙しさを理由に勉強しなくなる
- ゴール(資格取得など)がないために続かない
- モチベーションを外部要因に依存してしまう
勉強習慣を継続できるかどうかが、半年後・1年後に大きな差になります。
まとめ:伸びる人になるために意識したいこと
未経験エンジニアとして「伸びる人」になるためには、次の3つが大事です。
- 自分で調べる力と習慣をつける
- 素直に質問し、吸収する姿勢を持つ
- 継続的に学び、アウトプットする
逆に、受け身・挑戦しない・勉強しないという姿勢では、せっかくの転職も活かしきれません。
「伸びる未経験エンジニア」になるために、今できる小さな一歩から踏み出してみましょう。