はじめに
こんにちは。てくぞうです。
私は大学卒業後、地方公務員として働いてきました。
しかし、IT業界への転職を経て1年ほど経つと、「もう公務員の世界には戻れないかも」と感じるようになりました。
今回は、その理由をいくつかご紹介します。
1. 専門性が身につくことの楽しさ
自分だけの強みを作れる
- 公務員時代:
数年ごとの部署異動で幅広い業務を経験しましたが、専門分野を深く追求する場面は少なめ。 - 転職後:
ITエンジニアとして特定の技術やスキルを磨くことで、「これだけは他人に負けない」という軸が作れる。
学ぶほどに成長が実感できるため、モチベーションも維持しやすいです。
「仕事 = 学習」で成長に直結
- 新しい技術を覚えるたび:
実際のプロジェクトで試せるので、「勉強がそのまま成果になる」感覚が大きいです。
公務員時代とは違った形での達成感が得られます。
2. 分からないことが「分かるようになる」快感
日々の業務での学習がやりがいに
- 最初は知識ゼロでもOK
転職当初は専門用語やツールに戸惑いますが、一つひとつ理解していくと世界が広がっていく。 - 周りの人と協力しながら
IT業界は知識共有が活発な企業も多く、質問がしやすい雰囲気があります。
疑問を解消しやすい環境は、成長の大きな推進力となります。
公務員時代との違い
- 公務員時代:
幅広い住民対応や雑務が多く、「自分がどこまで成長できているのか」明確に測りにくい部分がありました。 - 転職後:
技術力やスキルの伸びが数値化されやすいため、1年前の自分と比較しながら手応えを感じられます。
3. クレーム対応から解放される精神的余裕
常に住民からのクレームにさらされない
- 公務員時代:
住民対応や窓口業務で、理不尽なクレームにさらされることもしばしば。
常に気を張っていないといけないケースが多かった。 - 転職後:
もちろん顧客対応やトラブルシューティングはありますが、理不尽なクレームが日常的に飛び交う環境ではないため、精神的なプレッシャーが大幅に減りました。
余裕がある分、学習やプライベートに集中
- ストレスの少ない環境:
過度なクレーム対応に悩まされないことで、仕事にもプライベートにもポジティブに取り組めるように。 - リフレッシュしやすい:
心理的な消耗が減るため、休日やオフの時間をしっかり活用でき、メリハリのある生活が送れます。
4. 成果がダイレクトに評価される
実力主義の風土
- 公務員時代:
ある程度、年功序列や制度に沿った昇進・昇給が基本。 - IT業界:
スキルや成果物次第で、キャリアアップや報酬UPにつながりやすい。
プロジェクト成功時の達成感と評価を実感できるため、頑張りがいが大きいです。
自己成長への投資が回収しやすい
- 資格取得やセミナー参加:
新しい技術を習得すると、次のプロジェクトやポジションで活かせるケースが多い。
その結果が昇給や更なるキャリアアップに反映されることもしばしばです。
5. キャリアの選択肢が広がる
転職や独立もしやすい
- ITスキルは汎用性が高い
ネットワーク、開発、クラウド、セキュリティなど、経験を積んだ後はフリーランスとして独立する道も開けます。 - 業界を横断できる
金融、医療、教育など、あらゆる業界がITを必要としている時代。
いろいろなフィールドで活躍できる可能性があります。
公務員時代との比較
- 公務員時代:
地方自治体や官公庁の中でのキャリアパスが限定的。
異動は多いが職種を自由に選べるわけではない。 - 転職後:
数年働いて技術力を磨けば、さまざまな企業やプロジェクトでスキルを活かせるという自由度が高まり、将来設計の幅も広がります。
まとめ
転職後1年が経過し、改めて「公務員時代には戻れない」と感じたのは、専門知識を深める楽しさや「わからない」が「わかる」ようになる瞬間の快感、そしてクレーム対応から解放される精神的余裕など、多くのメリットがあったからです。
もちろん公務員の良さもありますが、少なくとも「もっと早くIT業界に飛び込めばよかったかも」と感じるほどの充実感があります。
最後に
公務員からIT業界への転職は、最初は不安もあるかもしれません。
しかし、実際に体験してみると、自分の努力がダイレクトに成果や評価につながる喜びや、専門的なスキルが積み上がっていく手応えが大きく、「この道を選んでよかった」と感じられる場面がたくさんあります。
もし同じように迷っている方がいれば、ぜひ一歩踏み出してみてはいかがでしょうか。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。