こんにちは。てくぞうです。
「残業はゼロなんだけど、なぜか毎日疲れが抜けない…」
そんな声、ITエンジニアの現場では意外と多く聞かれます。
労働時間だけを見れば“ホワイト”なはずなのに、心身ともにヘトヘト。
今回は、そんな“目に見えない負荷”に焦点を当ててみたいと思います。
※本記事にはアフィリエイト広告を含みます。
1. 情報過多と脳疲労
ITエンジニアは日々、膨大な情報にさらされています。
エラーのログ、仕様変更の通知、チャットツールの通知音、メールの応答…。
これらは一つ一つは些細でも、常に“情報の処理”を求められるため、脳がフル稼働状態に。
“気づかないうちに疲れている”のは、まさにこの脳疲労が原因かもしれません。
2. 常にアップデートされる技術へのプレッシャー
IT業界は変化が激しく、新しいフレームワークやツールが日々登場します。
「このままじゃ置いていかれる」という焦りから、
業務後に勉強を続ける“自発的な残業”をしている人も多いはず。
表向きは定時退社でも、実質的には自己学習という名の仕事が続いています。
3. オンオフの切り替えがしづらい働き方
リモートワークや在宅勤務が当たり前になった今、
仕事とプライベートの境目が曖昧になりがちです。
PCを閉じても、頭の中では「明日の障害対応どうしよう…」といった思考がぐるぐる…。
こうした“常に気が張った状態”が、心の疲労につながっています。
4. チーム内コミュニケーションの「見えない疲れ」
リモートワーク中心のチームでは、対面のような雑談が減り、
意思疎通に時間がかかったり、空気を読む必要性が増すことも。
「相手の意図を読み取りながら文面を工夫する」「Slackでの発言のトーンを考える」など、
地味ながら消耗する要素が多く存在しています。
まとめ:「見えない残業」は確かに存在する
たとえ表面上は残業ゼロでも、
・常時処理し続ける情報
・終わりなき学習
・オンオフの曖昧さ
・感情のマネジメント
といった「見えない業務」がエンジニアの心身をじわじわ蝕んでいるのです。
もしあなたが「定時退社してるのに、なぜか疲れる…」と感じているなら、
それはあなただけではありません。自分の状態を見つめ直し、
「休むべきときにしっかり休む」ことも、現代のエンジニアには必要なスキルかもしれません。

