tickblog
転職

公務員時代の「やりがい」と民間IT業界の「やりがい」はどう違う?

はじめに

こんにちは。てくぞうです。

公務員と民間企業のITエンジニア。
どちらの仕事にも「やりがい」がありますが、その種類や感じ方には大きな違いがあると実感しています。

今回は、地方公務員として2年間働き、その後インフラエンジニアに転職した私が、それぞれの「やりがいの違い」についてリアルにお話ししていきます。

公務員時代に感じたやりがい

社会への貢献をダイレクトに実感できる

公務員時代は、住民対応や地域サービスの提供を通して、「地域社会の役に立っている」という実感を得ることができました。

  • 現地に足を運んで住民と直接話し合う
  • 困りごとに対応し、解決できたときの達成感
  • 目の前の人に感謝される喜び

目に見える形で誰かの役に立つ仕事なので、日々の業務に意義を見出しやすかったです。

 

安定した環境でコツコツ働ける

公務員は、組織としての安定性が高く、焦らず着実に業務を積み重ねることができました。

  • 突発的な異動はあっても、雇用は基本的に守られている
  • 長期的な視点でキャリアを描きやすい
  • ワークライフバランスを重視できる

「急成長」よりも「堅実さ」を重んじる文化の中で、地道に積み重ねる働き方が肌に合う人には、非常に心地よい環境でした。

 

民間IT業界で感じたやりがい

スキルアップがダイレクトに評価につながる

ITエンジニアに転職して一番驚いたのは、自分のスキルや努力がそのまま評価や報酬に反映されることでした。

  • 資格を取得すると、案件やポジションが広がる
  • 実績を積むと、年収や評価がアップしやすい
  • 新しい知識や技術が、すぐに武器になる

公務員時代とは違い、「がんばった分だけ目に見える成果が返ってくる」環境は、大きなやりがいとなっています。

 

成果物が「カタチ」として残る

民間IT業界では、自分が関わったシステムやサービスが明確な成果物として世の中に出ていきます。

  • 設計したネットワークが無事に稼働した
  • システム提案が採用され、導入された
  • 自分の手掛けた仕事が会社の売上や価値に直結する

この「モノづくり」「達成感」の強さは、公務員時代ではなかなか味わえなかった感覚です。

やりがいの違いをまとめると?

【公務員のやりがい】
→ 「社会への貢献」「人との直接的なつながり」「地域の役に立つ実感」

【民間IT業界のやりがい】
→ 「自己成長」「スキルアップ」「成果が評価に直結」「ものづくりの達成感」

どちらも素晴らしいやりがいですが、根本にある価値観やモチベーションの源泉が違うと感じています。

  • 人や地域の役に立ちたいなら公務員
  • 自分のスキルで勝負したい・成長したいなら民間IT

このように、どちらに重きを置くかで「どちらのやりがいを選ぶか」が変わってくるでしょう。

まとめ

今回は、公務員と民間IT業界、それぞれの「やりがいの違い」について実体験を交えながらご紹介しました。

  • 公務員:社会貢献、安定、地域密着
  • 民間IT:自己成長、成果主義、ものづくりの達成感

どちらが良い・悪いというわけではなく、
「自分がどんなやりがいを求めているか」を整理することが、キャリア選びの第一歩だと思います。

迷ったときは、実際に少しでも業務内容に触れてみたり、経験者の声を聞いてみたりして、
自分の価値観と向き合う時間を作るのがおすすめです。

あなたにぴったりのキャリアが見つかりますように!