「そんなはずじゃ…!」転職活動でやりがちな失敗例とその対策

はじめに

こんにちは。てくぞうです。
異業種からの転職や初めての転職を考えるとき、つい「もっと早く動けばよかった…」と後悔したり、意外な落とし穴にはまったりするものです。
ここでは、私自身や周囲の体験談から得られた「転職活動でやりがちな失敗例」と、その対策をご紹介します。
特にITエンジニアへの転職を考えている方には役立つ情報が多いはずです。

 


1. 仕事内容をあまり理解していなかった

ありがちな失敗

  • 「ITエンジニアならみんなプログラミングをやっている」と思い込み、実際にはネットワーク構築やインフラ保守が主な仕事だった…など、実際の業務内容にギャップを感じるケース。
  • 「企業HPをざっと見ただけ」で応募してしまい、配属先やプロジェクト内容を詳しく聞かないまま入社を決めて、イメージと違う仕事に配属される。

対策

  • 転職エージェントや採用担当にしっかり確認
    職種名だけではなく、どんなプロジェクトや工程に携われるかを具体的に聞きましょう。
  • 募集要項を隅々まで読む
    「どんなスキルが求められるのか」「将来的にどんなキャリアパスが用意されているのか」をチェックし、疑問点は面接などで質問する。

 


2. エンジニアの違いをあまり理解していなかった

ありがちな失敗

  • 「プログラマ=インフラエンジニア=Webエンジニア」と思い込んでしまい、自分のやりたい仕事がどれに当たるのかを把握せずに応募を進めてしまう。
  • 実際に入社後、「思っていた開発の仕事じゃない」「サーバー運用がメインでプログラミングができない」といったミスマッチを感じる。

対策

  • エンジニアの職種・分野をリサーチ
    インフラ系、アプリケーション開発系、Web系、組み込み系など、エンジニアにも多様な種類がある。
    転職エージェントに相談したり、ネットや書籍で事前に調べると、自分に合った分野が見つけやすい。
  • 面接で具体的な業務内容を確認
    「1日のスケジュール例」を聞いてみると、業務のイメージがしやすいです。

 


3. リモート可能かどうかの想定ができなかった

ありがちな失敗

  • 「IT業界=在宅勤務が当たり前」と思い込み、フルリモートを期待して入社したら、実際は出社メインだった。
  • プロジェクトの性質やセキュリティの都合でリモート不可だったにもかかわらず、面接時に確認せず後でショックを受ける。

対策

  • 希望する働き方を明確にする
    フルリモート、ハイブリッド、出社メインなど、自分の希望をはっきりさせてから企業を探す。
  • 転職エージェントや面接時に必ず質問
    「どのようなプロジェクトではリモートが可能か」「現在のリモート実施率はどれくらいか」などを具体的に聞くと、入社後の働き方をイメージしやすい。

 


4. 給料について考えが甘かった

ありがちな失敗

  • 「転職サイトに書かれていた年収○○万~」だけを見て応募し、実際には1年目にそこまで届かなかった。
  • 想定よりも残業が少なく、想像していたほど稼げない、逆に残業代が想定外に出るけれどワークライフバランスが崩れた、などギャップが生じる。

対策

  • 1年目の想定年収をしっかり確認
    面接やエージェントを通じて、初年度の月収やボーナスの目安を聞いておく。
  • 残業・手当の仕組みをチェック
    残業代がどのように計算されるか、固定残業代が含まれているか、昇給ペースはどうなっているかなど、就業規則を面接で確認する。

 


5. 各企業の違いを理解できていなかった

ありがちな失敗

  • 「IT企業=どこも同じ」と思い込み、社風や事業内容を詳しく調べないまま応募する
  • いざ入社してみると、思っていた社風と違う、求めるスキルが合わず苦労するなどのミスマッチが起きる。

対策

  • 企業研究を徹底的に行う
    公式サイトやプレスリリース、口コミサイトなどを活用して、事業内容・社風・強み弱みを把握。事前に調べておくと、面接で質問する際にも役立ちます。
  • 複数社を比較してみる
    エージェントの意見を参考にしながら、似たような企業でも採用条件や経営方針、働き方は大きく異なることがあります。必ず複数社検討しましょう。

 


6. 面接準備が不十分

ありがちな失敗

  • 業界の基本用語を理解せずに面接に挑み、受け答えが曖昧になる。
  • 「公務員(または前職)の経験をどう活かせるか」を明確に言語化できず、志望動機や自己PRが薄くなってしまう。

対策

  • 面接練習と想定質問の準備
    転職エージェントや知人に手伝ってもらい、よくある質問(志望動機、自己PR、将来像など)に対する答えをまとめる
  • 自分のストーリーを言葉にする
    前職の経験をどう活かすか、どんなスキルが強みかを整理し、面接官に分かりやすく伝えられるようにしておく

 


まとめ

転職活動では、業界研究や企業研究が不十分なまま進めてしまい、入社後に「こんなはずじゃ…」と後悔するケースが少なくありません。
特にITエンジニアへの転職では、職種の違いやリモート可否、給与形態や企業の強み弱みなど、押さえておくべき情報が多岐にわたります。

  • 仕事内容やエンジニアの分野をしっかり理解する
  • リモートや給与など条件面は具体的な数字や実績を確認
  • 複数社を比較して企業ごとの違いを把握
  • 面接準備や自己PRを怠らない

これらを意識すれば、転職のミスマッチを大幅に減らし、納得のいく選択ができるはずです。
焦らず時間をかけて準備を整え、より良いキャリアを目指しましょう。

 


最後に

今回は、転職活動でありがちな失敗例と対策についてご紹介しました。
特に未経験や異業種からITエンジニアを目指す場合、分からないことや不安が多いかもしれません。
しかし、転職エージェントや各種サイトを活用し、企業や業界の情報をしっかり得ることで、失敗を回避できる可能性は高まります。
ぜひ参考にして、後悔のない転職を実現してください。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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