はじめに
こんにちは。てくぞうです。
「文系の私がITエンジニアになれるの?」
「異業種から飛び込むなんてハードルが高いんじゃない?」
こうした不安を抱えている人は多いのではないでしょうか。
かく言う私も、大学時代は教育学部で教育について学び、卒業後は地方公務員として働いていました。
しかし、ITに興味を抱き続けた結果、思い切ってインフラエンジニアに転職。
今回は、自分自身が転職活動を通じて感じた「異業種からの転職にまつわる疑問」と、その対処法をまとめてみました。
文系から理系職はうまくやっていけるのか?
疑問1:文系出身だとITスキルが足りない?
「ITは理系の専門知識が必要」「プログラミングやネットワークは理系の領域」というイメージを持つ人は多いかもしれません。
実際に私も、教育学部出身ということもあって「理系知識がないまま飛び込んで大丈夫だろうか?」と不安でした。
結論:自分の努力次第で十分やっていける
- 独学でもキャッチアップ可能
ITスキルは大学や専門学校だけでなく、書籍やオンライン教材、プログラミングスクールなど多様な方法で学ぶことができます。
文系だからといってスタート地点が大きく劣るわけではありません。 - 現場ではチームプレーが基本
わからないことがあれば、周りの先輩や同僚が助けてくれることもしばしば。
IT業界ではドキュメントや情報共有の文化が根付いており、勉強熱心な人をサポートする風潮がある企業も多いです。
文系出身ならではの強み
- コミュニケーション力・文章作成力
これまで鍛えてきた説明力・文章力は、ITエンジニアとしても重要。
プロジェクトの提案書作成や顧客とのやり取りに役立ちます。 - 柔軟な発想
理系・文系の枠にとらわれないアイデアで、新しい視点をもたらすことができるかもしれません。
異業種からIT業界に転職するためにやるべきこと
疑問2:具体的に何をすればいいの?
「ITに興味があるけど、何から始めればいいの?」という声は多いです。
特に、これまでITとまったく関係ない業種にいた場合、転職活動の進め方もイメージしづらいですよね。
1. まずは転職エージェントに相談
- 業界の全体像を把握
「自分がどんなエンジニアを目指せるのか」「今どんなスキルが求められているのか」をプロから教えてもらうのは非常に有益です。 - 書類の書き方や面接対策も学べる
エージェントによっては、未経験者向けの転職サポートに強いところもあります。
公務員など異業種出身でも、アピールできるポイントを整理してもらえます。
2. 必要に応じて資格を取得
- ITパスポート
国家資格で、ITの基礎知識を幅広く学べる入門資格。
文系出身でも比較的取り組みやすく、基本用語や仕組みを体系的に把握するのに役立ちます。 - 基本情報技術者
もう少し専門的な知識を身につけたい人や、エンジニア志望の強い人におすすめ。
プログラミングやアルゴリズム、ネットワークなども含むため、転職時のアピール材料になります。
とはいえ、資格がなくてもIT企業に飛び込んで活躍している人は大勢います。
資格取得はあくまで「基礎知識の証明」として有効ですが、それ以上に大切なのは学び続ける意欲や問題解決力です。
3. 独学やプログラミングスクールで実践的に学ぶ
- 独学が得意な人
書籍やオンライン教材、プログラミング学習サイト(Progateやドットインストールなど)を活用すれば、ある程度のスキルは身に付きます。費用を抑えたい人にもおすすめ。 - 短期間で集中したい人
プログラミングスクールに通う選択肢もあります。
講師やメンターに質問しやすく、わからないところをすぐ解決できるメリットがありますが、費用は独学より高めです。
未経験からIT業界に飛び込んで感じたこと
ポイント1:周りのサポートが大事
初めての現場では不安もありましたが、先輩や同僚と相談しながら進められたのは大きかったです。
IT業界は知識共有のための仕組み(社内Wikiやチャットツールなど)が発達している企業も多く、学ぶ意欲がある人を歓迎してくれる雰囲気を感じました。
ポイント2:エンジニアにもいろんな種類がある
プログラマ、インフラエンジニア、Webデザイナー、Sierなど、IT業界は分業が進んでおり、職種によって求められるスキルも違います。
転職後に初めて「自分の得意分野はどこか?」を考える機会になることも多いでしょう。
ポイント3:学び続ける姿勢が評価される
IT技術は日々進化していくため、常に勉強が必要です。
しかし逆に言えば、勉強すればするほど新しいスキルや知識を身につけやすい分野とも言えます。
文系か理系かはそこまで関係なく、いかに学び続けられるかがキャリアアップの鍵になります。
まとめ
文系だから、異業種だからという理由でIT業界を諦める必要はまったくありません。
私自身、公務員という畑違いな職種からITエンジニアへ転身しましたが、自己学習と周囲のサポートのおかげで何とかやっていけています。
- まずは転職エージェントに相談してみる
- 基礎知識を身に付けるためにITパスポートや基本情報技術者の取得を目指す
- 独学やプログラミングスクールを活用して、実践的に学ぶ
この3ステップを踏むだけでも、転職活動が一気にイメージしやすくなるはずです。
リスクばかりを考えて足踏みしてしまうより、「やってみたい」という意欲を大切に、ぜひ一歩を踏み出してみてください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。