未経験IT転職で「紹介できる求人が少ない」と言われたときの考え方
はじめに
こんにちは。てくぞうです。
未経験からITエンジニアを目指して転職エージェントに相談したとき、
「現時点で紹介できる求人が少ないです」と言われることがあります。
この言葉を聞くと、かなり不安になりますよね。
- 自分にはIT転職は無理なのではないか
- 未経験だと相手にされないのではないか
- 年齢や経歴で不利なのではないか
- もう少し勉強してからでないと転職できないのではないか
- このまま今の仕事を続けるしかないのではないか
このように考えてしまう人も多いと思います。
私自身も、地方で社会人経験を積んだ後、公務員からITエンジニアへ転職しました。
未経験からの転職では、職種の違いも分からず、自分の経歴がどこまで評価されるのか不安に感じることがありました。
ただ、最初に知っておきたいのは、
「紹介できる求人が少ない」=「IT転職できない」ではない
ということです。
求人が少ないと言われる背景には、あなた自身の能力だけではなく、希望条件、時期、地域、職種、エージェントの得意分野など、さまざまな要因があります。
今回は、未経験IT転職で「紹介できる求人が少ない」と言われたときの考え方と、そこからどう行動すればよいかをまとめます。
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1. まず落ち込みすぎない
求人が少ないと言われると不安になる
転職エージェントに相談する人の多くは、少なからず期待を持っています。
「自分に合う求人を紹介してもらえるかもしれない」
「未経験でも応募できる会社が見つかるかもしれない」
そう思って相談したのに、
「紹介できる求人が少ないです」
と言われると、かなりショックです。
特に未経験からIT業界を目指している場合は、
「やっぱり自分には難しいのか」
と感じてしまうかもしれません。
求人が少ない理由は一つではない
しかし、ここで大切なのは、必要以上に自分を責めないことです。
求人が少ないと言われる理由は、必ずしも
「あなたに価値がない」という意味ではありません。
たとえば、
- 希望条件が狭い
- 希望職種が経験者向けに寄っている
- 勤務地の求人が少ない
- タイミング的に求人が少ない
- エージェントが未経験IT転職に強くない
- 学習状況がまだ伝わりきっていない
といった可能性があります。
つまり、求人が少ないと言われたときに考えるべきなのは、
自分はダメなんだではなく、どこを見直せば求人の選択肢が広がるのかです。
関連記事:未経験IT転職でエージェントに相談する前に準備しておくこと
2. 希望条件が狭すぎないか確認する
条件をすべて満たす求人は少ない
未経験IT転職では、希望条件を持つことは大切です。
ただし、条件が多すぎると、紹介できる求人はどうしても少なくなります。
たとえば、
- 未経験OK
- 年収アップ
- 夜勤なし
- 残業少なめ
- フルリモート
- 研修充実
- クラウド案件
- 上流工程
- 自宅から近い
このような条件をすべて満たす求人は、かなり限られます。
特に未経験の場合、最初から理想条件をすべて満たす職場に入るのは難しいこともあります。
譲れない条件と妥協できる条件を分ける
求人が少ないと言われたら、まずは希望条件を見直してみましょう。
ポイントは、
- 絶対に譲れない条件
- できれば叶えたい条件
- 妥協できる条件
に分けることです。
たとえば、体調面を考えて夜勤が難しい人にとっては、夜勤なしは譲れない条件かもしれません。
一方で、リモートワークについては、
「将来的にできればよい」
という程度なら、最初から必須条件にしなくてもよいかもしれません。
私自身も、転職活動ではすべての理想を最初から叶えようとするより、
まずITエンジニアとして経験を積める環境かどうか
を重視する考え方が大切だと感じました。
3. 希望職種が現実的か確認する
未経験でいきなり希望職種に行けない場合もある
ITエンジニアといっても、職種はさまざまです。
たとえば、
- インフラエンジニア
- ネットワークエンジニア
- サーバーエンジニア
- クラウドエンジニア
- 開発エンジニア
- 社内SE
- ヘルプデスク
などがあります。
未経験からIT転職を目指す場合、いきなりクラウド設計や上流工程、開発の即戦力ポジションを狙うのは難しいこともあります。
そのため、希望職種が経験者向けに寄りすぎていると、紹介できる求人が少なくなる可能性があります。
最初の一歩として考える
ここで大切なのは、希望を諦めることではありません。
いきなり理想の職種に入れない場合でも、
将来そこに近づくための一歩として、どんな経験を積むか
を考えることが大切です。
たとえば、将来的にクラウドエンジニアを目指したい場合でも、最初はネットワーク運用やサーバー保守から経験を積むルートもあります。
インフラの基礎を理解していると、クラウドの学習にもつながりやすくなります。
「今すぐ理想の仕事に就けるか」だけでなく、
「数年後に希望するキャリアへ近づけるか」
という視点で求人を見ると、選択肢が広がることがあります。
4. 学習状況を伝えきれているか見直す
未経験者は学習姿勢も見られる
未経験IT転職では、実務経験がない分、
どれだけ自分で学んでいるかが大切になります。
もしエージェントに相談したときに、
「ITに興味があります」
「これから勉強しようと思っています」
だけで終わってしまうと、本気度が伝わりにくいかもしれません。
もちろん、最初から高度なスキルは必要ありません。
ただし、少しでも学習を進めているなら、それはしっかり伝えた方がよいです。
学習内容は具体的に伝える
たとえば、
- 基本情報技術者試験の勉強をしている
- CCNAの学習を始めている
- Linuxコマンドを触っている
- ネットワークの基礎を学んでいる
- クラウドの入門教材を進めている
- 学習内容をブログにまとめている
このような内容は、未経験者にとって十分アピール材料になります。
「勉強しています」だけではなく、
何を、どれくらい、どのように学んでいるかを伝えることが大切です。
学習状況を伝え直すだけで、エージェント側の印象が変わることもあります。
5. エージェントの得意分野が合っていない可能性もある
すべてのエージェントが未経験IT転職に強いわけではない
転職エージェントには、それぞれ得意分野があります。
- 経験者向けに強い
- 若手向けに強い
- 未経験転職に強い
- IT業界に強い
- 管理部門や営業職に強い
など、サービスによって特徴が違います。
そのため、あるエージェントで求人が少ないと言われても、別のエージェントでは紹介される求人がある場合もあります。
特に未経験IT転職では、未経験者向けの求人を多く扱っているサービスかどうかが重要です。
複数の相談先を持つのも選択肢
一つのエージェントで求人が少ないと言われたからといって、すぐに諦める必要はありません。
複数のエージェントやキャリア相談サービスを使うことで、見える求人やアドバイスが変わることがあります。
ただし、たくさん登録しすぎると管理が大変になります。
最初は2〜3社程度に絞り、それぞれの提案内容を比較するくらいが現実的です。
未経験からITエンジニアを目指す場合は、IT転職に強いエージェントや、未経験者向けのサポートがあるサービスを選ぶと相談しやすいと思います。
6. 求人が少ない時期もある
転職市場にはタイミングがある
求人が少ない理由は、自分の条件だけではありません。
転職市場にはタイミングもあります。
時期によっては、未経験者向けの求人が少なかったり、企業側が経験者採用を優先していたりすることもあります。
そのため、今すぐ紹介できる求人が少ないからといって、今後もずっと少ないとは限りません。
焦って合わない求人を選ばない
求人が少ないと言われると、
「今紹介された求人に応募しないとチャンスがないのでは」
と焦ってしまうことがあります。
しかし、焦って自分に合わない求人を選ぶのは危険です。
特に、
- 業務内容がよく分からない
- 研修内容が曖昧
- 希望職種と大きく違う
- 夜勤やシフトの条件が合わない
- 入社後のキャリアパスが見えない
という求人には注意が必要です。
求人が少ないときこそ、冷静に確認することが大切です。
7. 今できる改善策を考える
求人が少ないと言われた後にやること
求人が少ないと言われたら、落ち込むだけで終わらせず、次の行動に移すことが大切です。
具体的には、以下のような行動があります。
- 希望条件を見直す
- 学習状況を整理する
- 職務経歴書を改善する
- 応募職種を広げる
- 複数のエージェントに相談する
- 資格取得やポートフォリオ作成を進める
- 求人票の見方を学ぶ
特に未経験の場合、短期間で大きく状況を変えるのは難しいかもしれません。
しかし、学習実績や自己PRを少しずつ整えていけば、選択肢は広がりやすくなります。
相談内容をメモして次に活かす
エージェントに求人が少ないと言われたときは、できれば理由を聞いておくとよいです。
たとえば、
「どの条件がネックになっていますか?」
「未経験でも応募しやすい職種はありますか?」
「今の学習状況で足りない部分はありますか?」
「求人を増やすには何を改善すればよいですか?」
と質問してみましょう。
理由が分かれば、次に何をすべきかが見えてきます。
ただ落ち込むのではなく、情報収集の機会として使うことが大切です。
8. 相談先として転職エージェントを使い直すのもあり
一人で判断し続けるのは難しい
未経験IT転職では、求人の良し悪しを一人で判断するのは難しいです。
職種名だけを見ても、実際にどんな仕事をするのか分かりにくいことがあります。
また、自分の経験がどの程度評価されるのかも、なかなか判断できません。
だからこそ、転職エージェントやキャリア相談サービスを、情報収集の手段として活用するのは一つの方法です。
まとめ
未経験IT転職で「紹介できる求人が少ない」と言われると、不安になるのは当然です。
しかし、それは必ずしもIT転職が無理という意味ではありません。
今回のポイントをまとめると、
- 求人が少ないと言われても落ち込みすぎない
- 希望条件が狭すぎないか確認する
- 希望職種が現実的か見直す
- 学習状況を具体的に伝える
- エージェントの得意分野が合っていない可能性もある
- 求人が少ない時期もある
- 焦って合わない求人を選ばない
- 今できる改善策を考える
ということです。
大切なのは、求人が少ないと言われた事実だけで判断しないことです。
なぜ少ないのか。
どの条件を見直せば選択肢が広がるのか。
今の自分に足りない準備は何か。
ここを整理できれば、次の行動が見えてきます。
まずは、エージェントに言われた内容をメモし、
- 希望条件
- 学習状況
- 応募職種
- 職務経歴書
- 相談するエージェント
を見直してみましょう。
未経験からのIT転職は、不安が多いです。
それでも、求人が少ないと言われた時点で終わりではありません。
むしろ、自分の転職活動を見直すきっかけにできます。
焦らず、条件を整理しながら、自分に合う道を探していきましょう。

