はじめに

こんにちは。てくぞうです。

転職エージェントを利用するときに、意外と難しいのが希望条件の伝え方です。

未経験からITエンジニアを目指す場合、

  • どこまで希望を言っていいのか
  • 年収や勤務地を強く言うと印象が悪くならないか
  • 未経験なのに条件を出しすぎるのはわがままではないか
  • 希望と違う求人を紹介されたらどうすればいいのか
  • そもそも自分の希望条件が整理できていない

と悩む人は多いと思います。

私自身も、地方で社会人経験を積んだ後、公務員からITエンジニアへ転職した経験があります。

当時は、IT業界の職種や働き方の違いがよく分からず、「どこまで希望を伝えていいのだろう」と迷うことがありました。

転職エージェントは便利なサービスですが、希望条件の伝え方が曖昧だと、自分に合わない求人を紹介されてしまうこともあります。

逆に、希望条件を整理して伝えられると、転職活動の方向性がかなり分かりやすくなります。

今回は、未経験IT転職でエージェントに希望条件をうまく伝えるコツについて、実体験も交えながらまとめます。

 

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1. まずは希望条件を全部書き出す

最初から整理しようとしなくていい

転職エージェントに相談する前に、まずやっておきたいのが希望条件の書き出しです。

この段階では、きれいにまとめる必要はありません。

思いつくままに書き出してみるだけで大丈夫です。

たとえば、

  • 年収を上げたい
  • 残業は少ない方がいい
  • 夜勤はできれば避けたい
  • インフラエンジニアを目指したい
  • 将来的にはクラウドに関わりたい
  • 研修制度がある会社がいい
  • 資格取得を支援してくれる会社がいい
  • できればリモートワークもしたい
  • 人間関係が良い職場がいい

このように、まずは頭の中にある希望をすべて出してみます。

最初から「これは無理そう」と決めつけなくても大丈夫です。

書き出すことで自分の本音が見える

頭の中だけで考えていると、自分が何を重視しているのか分かりにくくなります。

しかし、実際に書き出してみると、

「年収よりも働き方を重視している」

「勤務地よりも仕事内容を重視している」

「研修制度よりも将来のキャリアパスが気になっている」

といったことが見えてきます。

転職活動では、自分の希望を自分で理解しておくことが大切です。

エージェントにうまく伝えるためにも、まずは自分の中で希望条件を見える化しておきましょう。

2. 譲れない条件と妥協できる条件を分ける

すべての条件を満たす求人は少ない

希望条件を書き出したら、次にやるべきことは優先順位づけです。

未経験からITエンジニアを目指す場合、最初からすべての条件を満たす求人に出会うのは難しいこともあります。

たとえば、

  • 年収アップ
  • 残業少なめ
  • フルリモート
  • 夜勤なし
  • 研修充実
  • クラウド案件
  • 上流工程
  • 未経験歓迎

これらをすべて満たす求人は、かなり限られます。

そのため、希望条件をすべて同じ重さで考えるのではなく、絶対に譲れない条件できれば叶えたい条件に分けることが大切です。

希望条件は3段階に分けると伝えやすい

私がおすすめしたいのは、希望条件を3段階に分ける方法です。

  • 絶対に譲れない条件
  • できれば叶えたい条件
  • 妥協できる条件

たとえば、

「夜勤は体調面を考えると避けたい」

という人にとって、夜勤なしは譲れない条件かもしれません。

一方で、

「リモートワークができたら嬉しい」

という程度であれば、できれば叶えたい条件として整理できます。

このように分けておくと、エージェントにもかなり伝えやすくなります。

単に、「良い求人があれば紹介してください」と伝えるよりも、

「年収よりも仕事内容を重視しています。特にインフラエンジニアとして経験を積める環境を優先したいです」

と伝えた方が、希望に近い求人を紹介してもらいやすくなります。

3. 年収だけで希望を伝えない

年収は大切だが、それだけでは判断しにくい

転職活動で年収はとても大切です。

生活に直結しますし、転職するなら収入を上げたいと考えるのは自然なことです。

ただし、エージェントに希望条件を伝えるときに、年収だけを強く伝えすぎるのは注意が必要です。

なぜなら、年収が高くても、

  • 残業が多い
  • 夜勤がある
  • 業務内容が合わない
  • キャリアにつながりにくい
  • 精神的な負担が大きい

という可能性もあるからです。

特に未経験IT転職では、最初の年収だけでなく、数年後にどんな経験が積めるかも重要です。

年収と経験のバランスを見る

私自身も転職を考えたとき、年収はもちろん気になりました。

しかし、ITエンジニアとして長く働くことを考えると、

「どんな経験を積めるか」もかなり大切だと感じました。

たとえば、最初の年収が少し高くても、単純作業ばかりでスキルが伸びにくい環境だと、将来的なキャリアアップが難しくなるかもしれません。

逆に、最初の年収がそこまで高くなくても、ネットワークやサーバー、クラウドなどの経験を積める環境であれば、数年後の選択肢が広がる可能性があります。

エージェントには、

「年収も大切ですが、将来的にインフラやクラウドの経験を積める環境を重視したいです」

のように伝えると、より現実的な相談がしやすくなります。

4. 未経験だからこそ仕事内容を具体的に確認する

「ITエンジニア」の中身は求人によって違う

未経験でIT転職をする場合、求人票に「ITエンジニア」と書かれていても、実際の仕事内容はかなり違います。

たとえば、

  • ヘルプデスク
  • 運用監視
  • サーバー保守
  • ネットワーク保守
  • キッティング
  • 開発補助
  • テスト業務
  • クラウド運用

など、内容はさまざまです。

どれが良い・悪いという話ではありません。

大切なのは、自分が目指したい方向と合っているかどうかです。

希望職種はざっくりでも伝える

最初から完璧に職種を決める必要はありません。

しかし、エージェントには、

「インフラ系に興味があります」

「将来的にはクラウドに関わりたいです」

「まずは運用保守から経験を積みたいです」

のように、ざっくりでも方向性を伝えた方が良いです。

方向性を伝えないままだと、自分の希望とは違う求人が紹介されることがあります。

未経験だからこそ、「何でもいいです」ではなく、

「まだ知識は浅いですが、インフラ系の仕事に興味があります」

と伝えることが大切です。

5. 希望条件の理由まで伝える

条件だけ伝えると誤解されることがある

エージェントに希望条件を伝えるときは、条件そのものだけでなく、理由も一緒に伝えるとよいです。

たとえば、「夜勤は避けたいです」

だけだと、単なるわがままに見える可能性があります。

しかし、

「体調管理を重視して長く働きたいので、できれば夜勤の少ない環境を希望しています」

と伝えると、理由が分かりやすくなります。

同じ条件でも、理由があるだけで印象は変わります。

理由があると求人の提案精度も上がる

希望条件の理由を伝えるメリットは、印象が良くなるだけではありません。

エージェント側も、求人を選びやすくなります。

たとえば、「リモートワーク希望」とだけ伝えるよりも、

「通勤時間を減らして、資格学習の時間を確保したい」

と伝えた方が、働き方に対する考え方が伝わります。

「年収アップ希望」とだけ伝えるよりも、

「将来の生活設計を考えて、今より年収を上げたい」

と伝えた方が、希望の背景が伝わります。

希望条件は、単なる希望リストではなく、自分の価値観を伝える材料でもあります。

6. 希望と違う求人を紹介されたときの対応

すぐに否定せず理由を確認する

エージェントを使っていると、希望と少し違う求人を紹介されることがあります。

そのときに、「希望と違うから無理です」

とすぐに断るのではなく、まずは理由を確認してみるのがおすすめです。

もしかすると、

  • 未経験でも入りやすい
  • 研修制度が整っている
  • 将来的に希望職種へ進める可能性がある
  • 現実的な第一歩として提案されている

という理由があるかもしれません。

違和感があるなら遠慮なく伝える

一方で、明らかに希望と合わない求人を何度も紹介される場合は、遠慮なく伝えた方が良いです。

たとえば、

「インフラエンジニアを希望しているので、今後はインフラ系の求人を中心に見たいです」

「夜勤が多い求人は優先度を下げたいです」

「開発よりもネットワークやサーバーに関われる求人を見たいです」

のように、具体的に伝えます。

エージェントも、求職者の希望を完全に理解できるわけではありません。

何度かやり取りしながら、希望条件をすり合わせていくことが大切です。

7. エージェント任せにしすぎない

紹介された求人は自分でも調べる

転職エージェントは求人情報を紹介してくれる便利な存在です。

しかし、紹介された求人をそのまま信じすぎるのは注意が必要です。

求人票やエージェントの説明だけでは、分からないこともあります。

たとえば、

  • 実際の配属先
  • 入社後の研修内容
  • 夜勤やシフトの有無
  • 評価制度
  • キャリアパス
  • 離職率
  • 現場の雰囲気

などは、自分でも質問したり調べたりする必要があります。

最終的に選ぶのは自分

エージェントは相談相手であり、最終決定をするのは自分です。

自分の希望条件を伝えたうえで、紹介された求人が本当に合っているのかを確認する意識が大切です。

特に未経験転職では、「紹介されたから安心」と思ってしまいがちです。

しかし、転職後に働くのは自分です。

入社してから後悔しないためにも、分からない点は遠慮せず質問しましょう。

8. 不安が強い人ほど相談前の準備が大切

準備しておくと面談で焦らない

転職エージェントとの面談は、面接ではありません。

とはいえ、何も準備していないと、いざ話すときに焦ってしまうことがあります。

事前に、

  • 希望職種
  • 希望年収
  • 勤務地
  • 夜勤の可否
  • 学習状況
  • 転職理由
  • 譲れない条件
  • 不安に思っていること

を簡単にメモしておくだけでも、かなり話しやすくなります。

完璧な答えを用意する必要はありません。

「まだ整理中ですが」と前置きしたうえで相談しても大丈夫です。

相談先として使うのも一つの方法

未経験からITエンジニアを目指す場合、自分だけで求人や職種を判断するのは難しいこともあります。

特に、

  • 自分に合う職種が分からない
  • どの求人に応募できるか分からない
  • 今の経験をどうアピールすればいいか分からない
  • 転職活動の進め方が不安

という人は、転職エージェントやキャリア相談サービスを利用するのも選択肢の一つです。

ただし、利用する場合も、エージェント任せにするのではなく、自分の希望や不安を整理したうえで相談することが大切です。

未経験IT転職に強いサービスであれば、職種選びや学習方針について相談できる場合もあります。

一人で悩み続けて動けなくなるくらいなら、情報収集の手段として使ってみるのも良いと思います。

まとめ

転職エージェントに希望条件を伝えるときは、単に

「良い求人を紹介してください」

と伝えるだけでは不十分です。

自分の希望を整理し、優先順位をつけて伝えることで、紹介される求人の精度は上がりやすくなります。

今回のポイントをまとめると、

  • まずは希望条件を全部書き出す
  • 譲れない条件と妥協できる条件を分ける
  • 年収だけで判断しない
  • 未経験だからこそ仕事内容を具体的に確認する
  • 希望条件の理由まで伝える
  • 希望と違う求人は理由を確認する
  • エージェント任せにしすぎない
  • 不安が強い人ほど事前準備をしておく

ということです。

転職エージェントは、未経験IT転職において心強い相談相手になります。

しかし、すべてを任せるものではありません。

大切なのは、エージェントをうまく活用しながら、自分でも判断することです。

まずは、メモアプリや紙に希望条件を書き出してみてください。

そして、

  • 絶対に譲れない条件
  • できれば叶えたい条件
  • 妥協できる条件

に分けてみることから始めましょう。

それだけでも、転職活動の進めやすさは大きく変わります。

未経験からITエンジニアを目指す転職活動は、不安が多いものです。

だからこそ、自分の希望を言語化し、納得できる選択ができるように準備しておきましょう。

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