20代エンジニアが生活防衛資金を用意すべき理由
はじめに
こんにちは。てくぞうです。
20代でITエンジニアとして働き始めると、お金の使い方について考える機会が増えます。
特に未経験からITエンジニアへ転職した場合、
- 転職後の収入が安定するか不安
- 資格や技術書にお金がかかる
- 将来的にまた転職するかもしれない
- 投資を始めたいけど、先に貯金すべきか迷う
- 急な出費に対応できるか不安
と感じる人もいると思います。
私自身も、地方で社会人経験を積んだ後、公務員からITエンジニアへ転職しました。
転職後は、仕事や勉強に意識が向く一方で、生活費や貯金についても考えるようになりました。
その中で大切だと感じたのが、生活防衛資金です。
生活防衛資金とは、病気、退職、転職活動、急な出費などに備えて置いておくお金のことです。
投資や自己投資も大切ですが、まず生活を守るお金があると、精神的な余裕が生まれます。
今回は、20代エンジニアが生活防衛資金を用意すべき理由についてまとめます。
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1. 生活防衛資金とは何か
万が一に備えるお金
生活防衛資金とは、急に収入が減ったり、大きな支出が発生したりしたときに使うためのお金です。
たとえば、
- 退職して次の仕事が決まるまでの生活費
- 病気やけがで働けない期間の生活費
- 引っ越し費用
- 家電の故障
- 冠婚葬祭
- 資格試験や転職活動に必要な費用
などに備えるためのお金です。
普段使うお金とは分けて、すぐに引き出せる形で置いておくと安心です。
投資や自己投資とは目的が違う
生活防衛資金は、増やすためのお金ではありません。
目的は、生活を守ることです。
そのため、投資商品にすべて入れるのではなく、普通預金など、必要なときにすぐ使える形で持っておくことが大切です。
投資や資格学習にお金を使うことも大切ですが、生活防衛資金がない状態で無理をすると、急な出費があったときに困る可能性があります。
まずは生活を守るお金を用意し、そのうえで勉強代や投資を考えると安心しやすいです。
2. 20代エンジニアは変化が多い
転職やキャリアチェンジの可能性がある
20代は、キャリアの変化が起こりやすい時期です。
ITエンジニアとして働き始めた後も、
- 今の会社で経験を積む
- 別の会社へ転職する
- インフラからクラウドへ進む
- 運用から構築へ進む
- 資格を取ってキャリアアップする
- 働き方を変える
など、選択肢が出てきます。
選択肢があることは良いことです。
しかし、貯金が少ないと、キャリアを考える余裕がなくなります。
「本当は転職したいけど、生活費が不安だから動けない」
「資格を取りたいけど、試験代が負担で後回しになる」
という状態になりやすいです。
お金の余裕は選択肢を増やす
生活防衛資金があると、キャリアの選択肢を持ちやすくなります。
たとえば、今の環境が合わないと感じたときも、すぐに焦って判断するのではなく、落ち着いて転職活動を進められます。
資格取得や学習にも、必要な範囲でお金を使いやすくなります。
もちろん、生活防衛資金があればすべて解決するわけではありません。
ただ、お金の不安が少し減るだけで、仕事や勉強に向き合いやすくなります。
3. 転職直後は支出が増えやすい
新しい環境では意外とお金がかかる
転職直後は、思っている以上にお金が出ていくことがあります。
たとえば、
- 引っ越し費用
- 通勤用品
- 仕事用の服やカバン
- PC周辺機器
- 技術書
- 資格試験代
- 外食費
- 交際費
- ストレス発散の支出
などです。
転職して収入が増えたとしても、支出も増えていれば、思ったほどお金は残りません。
私自身も、転職後は仕事だけでなく生活全体が変わるため、支出の変化を把握することが大切だと感じました。
家計簿をつけると変化に気づける
転職直後は、まず自分のお金の流れを確認することが大切です。
家計簿をつけると、
- 毎月いくら使っているか
- どの支出が増えているか
- 固定費はいくらか
- 勉強代にどれくらい使っているか
- 毎月いくら貯められそうか
が分かります。
生活防衛資金を作るには、まず毎月の生活費を知る必要があります。
完璧な家計簿でなくても、ざっくり支出を把握するだけで十分です。
4. 生活防衛資金があると転職活動で焦りにくい
お金がないと判断が急ぎやすい
転職活動では、精神的な余裕が大切です。
生活防衛資金が少ない状態だと、
- 早く内定を取らないといけない
- 条件が微妙でも決めてしまう
- 求人を冷静に比較できない
- 面接で焦りが出る
- 退職後の生活費が不安になる
という状態になりやすいです。
特に未経験IT転職では、求人選びが難しいです。
仕事内容、研修制度、労働環境、キャリアパスなど、確認することが多くあります。
お金の不安が大きいと、冷静に判断しにくくなります。
会社選びの失敗を減らしやすい
生活防衛資金があると、転職活動で少し余裕を持てます。
もちろん、貯金があるからといって転職が簡単になるわけではありません。
しかし、条件が合わない求人を無理に選ばずに済む可能性が高くなります。
未経験からITエンジニアを目指す場合は、
- 仕事内容は合っているか
- 研修後の配属先は見えるか
- 夜勤やシフト勤務は許容できるか
- 将来のキャリアにつながるか
- 自分が納得して働けるか
を確認することが大切です。
生活防衛資金は、焦って転職先を決めないための土台になります。
5. 投資を始める前の安心材料になる
投資にはリスクがある
20代で投資に興味を持つ人は多いと思います。
将来のために資産形成を考えること自体は良いことです。
ただし、投資にはリスクがあります。
必ず増えるものではありませんし、短期的には大きく下がることもあります。
生活費まで投資に回してしまうと、急な出費があったときに困る可能性があります。
そのため、投資を始める前に、生活防衛資金を用意しておくことは大切です。
余裕資金で投資しやすくなる
生活防衛資金があると、投資をするときも落ち着いて判断しやすくなります。
たとえば、投資額が一時的に下がっても、生活費とは別のお金で運用していれば、焦って売らずに済む可能性があります。
もちろん、投資判断に正解はありません。
しかし、少なくとも生活費と投資資金を分けておくことで、リスクを取りすぎる状態は避けやすくなります。
投資を始めたい人ほど、先に生活防衛資金を確認しておくと安心です。
6. 勉強代を安心して使えるようになる
エンジニアは学習にお金がかかる
ITエンジニアとして成長するには、勉強を続ける必要があります。
特に未経験から転職した場合、入社後も学ぶことは多いです。
たとえば、
- 技術書
- 資格試験
- 参考書
- 模擬試験
- 動画教材
- クラウド学習環境
- PC周辺機器
- 勉強会やイベント
などにお金がかかることがあります。
こうした勉強代は、将来のキャリアにつながる自己投資です。
生活が不安だと自己投資しにくい
ただし、生活費に余裕がないと、必要な勉強代も出しにくくなります。
「資格を受けたいけど、試験代が高い」
「技術書を買いたいけど、今月の生活費が不安」
「学習環境を整えたいけど、貯金が少ない」
このような状態になると、学習にもブレーキがかかります。
生活防衛資金があると、毎月の生活に不安を感じすぎず、必要な勉強代を使いやすくなります。
ただし、勉強代も無計画に使うのではなく、今のキャリアに必要なものを優先して選ぶことが大切です。
7. 生活防衛資金はいくら必要か
まずは生活費の数か月分を目安にする
生活防衛資金の金額に、絶対の正解はありません。
家族構成、家賃、働き方、健康状態、転職予定、リスク許容度によって必要な金額は変わります。
ただ、最初の目安としては、生活費の数か月分を考えると分かりやすいです。
たとえば、毎月の生活費が20万円なら、まずは数か月分を目標にするイメージです。
いきなり大きな金額を目指すと大変なので、最初は小さく始めて問題ありません。
まずは1か月分からでもいい
貯金が少ない状態なら、最初から完璧を目指さなくて大丈夫です。
まずは、
- 生活費1か月分
- 家賃数か月分
- 急な出費に使える10万円
- ボーナスの一部を貯金する
など、小さな目標から始めても十分です。
大切なのは、生活防衛資金を意識して、少しずつ積み上げることです。
毎月少額でも、積み立てる習慣ができると安心感は変わります。
8. 生活防衛資金の作り方
毎月先に分ける
生活防衛資金を作るには、余ったら貯金するより、先に分ける方が続けやすいです。
たとえば、給料が入ったらすぐに、
- 生活費口座
- 貯金用口座
- 勉強代用
- 投資用
- 自由に使うお金
のように分けます。
生活防衛資金は、普段使う口座とは別にしておくと使い込みにくくなります。
固定費を見直す
生活防衛資金を作るには、固定費の見直しも効果的です。
固定費には、
- スマホ代
- インターネット回線
- サブスク
- 家賃
- 保険
- クレジットカード年会費
- ジムや習い事
などがあります。
固定費は一度見直すと、その効果が毎月続きます。
無理に食費を削るより、まずは使っていないサブスクや高すぎる通信費を確認する方が取り組みやすいです。
9. 生活防衛資金はどこに置くか
すぐ使える場所に置く
生活防衛資金は、必要なときにすぐ使えることが大切です。
そのため、基本的には普通預金など、引き出しやすい場所に置くのが分かりやすいです。
投資商品に入れてしまうと、必要なときに値下がりしている可能性があります。
また、すぐに現金化できない場合もあります。
生活防衛資金は増やすお金ではなく、守るお金です。
普段使いの口座とは分ける
生活防衛資金は、普段の生活費と同じ口座に置くと、いつの間にか使ってしまうことがあります。
できれば、生活費用とは別の口座に分けるのがおすすめです。
たとえば、
- 生活費用の口座
- 生活防衛資金用の口座
- 投資用の口座
- 勉強代用の口座
のように目的ごとに分けると、お金の使い道が見えやすくなります。
細かく分けすぎる必要はありません。
まずは「使うお金」と「守るお金」を分けるだけでも十分です。
10. 一人で管理が難しいときは仕組みを使う
自動化すると続けやすい
生活防衛資金を作ろうとしても、毎月手動で管理するのは面倒に感じることがあります。
その場合は、自動積立や家計簿アプリを使うのも選択肢の一つです。
たとえば、
- 給料日に自動で貯金用口座へ移す
- 家計簿アプリで支出を見える化する
- クレジットカード明細を月1回確認する
- ボーナスの一部を先に貯金する
- サブスクを一覧化する
といった仕組みを作ると、管理しやすくなります。
投資を始めるなら証券口座選びも大切
ITエンジニアとして働き始めて収入や将来のお金について考えるようになると、NISAや株式投資に興味を持つ人もいると思います。
私自身も、転職後に「収入を増やすこと」だけではなく、今あるお金をどう管理していくかを考えるようになりました。
これから株式投資を始めたい人は、証券会社を比較したうえで、自分に合ったサービスを選ぶことが大切です。
選択肢の一つとして利用できるのが、DMM 株です。
DMM 株では、日本株・米国株・NISAを1つのアプリから取引できます。
また、銘柄によっては1,000円以下から購入できるものもあるため、最初から大きな金額を投資するのが不安な人でも、自分の資金状況に合わせて検討できます。
初心者向けの「かんたんモード」と、より多くの情報を確認できる「ノーマルモード」を切り替えられるのも特徴です。
「投資に興味はあるけれど、どの証券会社を選べばいいか分からない」という人は、他の証券会社と比較しながら、DMM 株も候補の一つとして確認してみてください。
※株式投資には価格変動などのリスクがあり、投資した金額を下回る可能性があります。サービス内容や手数料、取引条件などを確認し、自分の資金状況やリスク許容度を考えたうえで判断してください。
まとめ
20代エンジニアにとって、生活防衛資金はとても大切です。
生活防衛資金があると、転職、勉強、投資、急な出費に対して、少し落ち着いて判断しやすくなります。
今回のポイントをまとめると、
- 生活防衛資金は万が一に備えるお金
- 20代エンジニアはキャリアの変化が多い
- 転職直後は支出が増えやすい
- 生活防衛資金があると転職活動で焦りにくい
- 投資を始める前の安心材料になる
- 勉強代を安心して使いやすくなる
- まずは生活費の数か月分を目安にする
- 毎月先に分ける仕組みを作る
- すぐ使える場所に置く
- 管理が難しいときはアプリや口座を使う
ということです。
生活防衛資金は、派手なお金の使い方ではありません。
投資のように増える楽しさがあるわけでもありません。
しかし、生活を守るお金があるだけで、仕事や勉強に向き合う余裕はかなり変わります。
まずは、
- 毎月の生活費はいくらか
- いま貯金はいくらあるか
- 急な出費に対応できるか
- 何か月分の生活費を目指すか
- 毎月いくら積み立てられるか
を書き出してみてください。
最初から完璧でなくて大丈夫です。
1か月分でも、10万円でも、少しずつ積み上げることが大切です。
20代エンジニアとしてキャリアを伸ばしていくためにも、まずは生活を守る土台を作っていきましょう。

