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転職

地方から都市部へ転職してわかった「リアル生活コスト」

はじめに

地方から都市部へ転職すると、生活スタイルだけでなく、生活コストも大きく変わります。

  • 「給料は上がったけど、思ったより手元に残らない」
  • 「生活費の感覚が全然違う」

そんなギャップに戸惑う方も少なくありません。

今回は、実際に地方から都市部(東京)へ転職した経験をもとに、リアルな生活コストの変化についてご紹介します。

 

地方と都市部、生活コストはここが違う!

(1)家賃は圧倒的に高い

地方に住んでいた頃は以下のような環境でした。

  • 2LDKで家賃5万円
  • 駐車場付き

しかし、東京だと圧倒的に相場が違います。

例えば、以下の通りです。

  • 1Kでも8万円以上
  • 駐車場代だけで2〜3万円

 

【ポイント】
家賃は地域差が最も大きい項目です。
都市部では家賃補助の有無も重要な転職条件になります。

 

(2)食費・外食費が増える

地方では、以下のような生活でした。

  • スーパーで安く買い物
  • 外食はたまに

 

しかし、都市部では無意識のうちに食費がかさんでいきます。

例えば、

  • コンビニが多いため、意識しないとコンビニ利用が増える
  • ランチ1回1000円超えも普通

 

【ポイント】
忙しい都市部生活では、あらかじめ食費予算を決めておくと安心です。

 

(3)交通費も地味に負担

地方ではマイカー通勤が当たり前だったため、

  • ガソリン代
  • 駐車場代

くらいしか交通コストがかかりませんでした。

 

しかし都市部では、以下のような日々の交通費が地味に出費になります。

  • 定期代
  • 私用での電車移動
  • タクシー利用

 

【ポイント】
勤務先が交通費全額支給かどうか、面接時に必ず確認しておきましょう。

 

(4)娯楽・交際費が増える

都市部は誘惑が非常に多い環境です。
例えば、以下の通りです。

  • 飲み会
  • ショッピング
  • イベント参加

地方よりも誘惑が多いため、交際費やレジャー費が自然と増えていきます。

【ポイント】
節約も大事ですが、都市部の楽しさを味わうために、「使うときは使う」というメリハリ意識も必要です。

 

逆に、都市部生活で減ったコストもある

(1)車関連費用

地方では車がないと生活ができませんでしたが、都市部では基本的に車が不要なため、車関連コストがゼロになりました。

例えば、以下のようなコストです。

  • ガソリン代
  • 車検・税金
  • 駐車場代

 

結果的に、ここはかなりの節約ポイントになっています。

 

(2)通信インフラコスト

地方では光回線の選択肢が少なかったり、高めのプランしか契約できないこともありました。

都市部では、

  • 選択肢が豊富
  • 高速・低価格なネット回線が利用可能

となり、通信費がむしろ下がったケースもあります。

 

地方から都市部へ転職する人へのアドバイス

生活コストを事前にシミュレーションしておく

転職後の手取り給与だけでなく、以下の3点ををあらかじめシミュレーションしておくことが大切です。

  • 家賃相場
  • 食費・交通費
  • 想定される交際費

単純に「給料が上がる=生活が楽になる」とは限らないため、生活コスト全体を見たうえで判断するようにしましょう。

 

住宅手当・家賃補助の有無を必ず確認

家賃負担が大きい都市部生活では、住宅手当や家賃補助制度の有無が生活の安定に直結します。

内定承諾前に、以下の2点を必ず確認しておきましょう。

  • 支給額
  • 支給条件(勤務地限定か、単身者限定かなど)

 

「節約しすぎない」意識も大事

生活コストを抑えることはもちろん大事ですが、都市部ならではの楽しさや出会いも、人生の大切な財産になります。

必要以上に節約ばかりせず、メリハリを持って「使うところは使う」意識も大切にしましょう。

 

まとめ

地方から都市部に転職すると、

  • 家賃・食費・交通費・交際費が増える
  • 車関連コストは減る
  • 通信環境は整いやすい

というリアルな生活コストの変化を実感します。

転職活動では、給与だけでなく、生活全体のコストバランスを見据えた判断がとても重要です。

事前準備をしっかりして、都市部生活の楽しさも味わいながら、充実したキャリアを築いていきましょう!