はじめに
こんにちは。てくぞうです。
IT業界の中でも、「インフラエンジニア」とはサーバーやネットワーク、クラウドなどの基盤を支える大切な役割です。
未経験からこの分野に挑戦する際、「何をどこから勉強すればいいの?」と悩む方は多いでしょう。
今回は、未経験からインフラエンジニアを目指すための基本的な勉強ルートをまとめてみました。
1. インフラエンジニアとは何か?まずは下調べ
(1) インフラエンジニアの役割
- サーバー・ネットワークなどの設計・構築・運用
Webサービスの土台を作り、安定稼働させることがメイン業務。 - 障害対応やセキュリティ対策
システムトラブルを迅速に解決し、セキュリティリスクを最小限に抑える。
(2) 就職・転職前に知っておくべきこと
- 勤務形態や案件の種類
自社開発でインフラチームに配属される場合と、受託/SESでクライアント先のインフラ構築に携わる場合では働き方が変わります。 - 将来のキャリアパス
ネットワーク専門、サーバー/クラウド専門、さらにセキュリティ分野を深掘りするなど、多彩な道があります。
2. どんなスキルが求められるのか?
(1) OS・ネットワークの基礎
- Linuxの操作: インフラエンジニアの必須スキル。ファイル操作、権限設定、パッケージ管理などを一通り学習。
- ネットワーク知識: TCP/IP、サブネットマスク、ルーティング、DNSなどを理解しておくとトラブル対応がスムーズ。
(2) クラウド関連(AWS・Azure・GCPなど)
- AWSが最もポピュラー
EC2(仮想サーバー)、VPC(ネットワーク)、S3(ストレージ)などクラウドの基本サービスを把握。 - インフラのコード化(IaC)
TerraformやAnsibleなど、クラウド環境を自動化・管理する技術にも需要が高まっています。
(3) セキュリティ・監視・バックアップ
- セキュリティの考え方: Firewallやポート制限、暗号化など基本的な仕組みを理解。
- 監視ツール: Zabbix、Nagios、CloudWatchなどで障害を早期発見する方法を学ぶ。
- バックアップ/リカバリ: 万が一のデータ消失に備えるため、バックアップ設計も重要。
3. 勉強の進め方ステップ
(1) OS・ネットワークの基礎から手をつける
- Linuxコマンド習得
ls
,cd
,cp
,rm
,vi
などの基本コマンドを扱えるように。- Progateやドットインストールなどのオンライン学習サイトで初歩を学ぶのも有効。
- ネットワーク概念を理解
- TCP/IPモデル、OSI参照モデルを学び、パケットがどう流れるのかイメージを掴む。
- CCNAの参考書やWeb解説を読むと理解が深まります。
(2) 実機やクラウド環境で手を動かす
- 自宅に仮想環境を構築
- VirtualBoxやVMwareなどで仮想マシンを作り、Linuxをインストール。
- OSのセットアップやパッケージ導入、ネットワーク設定を試してみる。
- クラウドの無料枠を活用
- AWSの無料利用枠やAzureの無料クレジットでEC2、VPCを触ってみる。
- セキュリティグループやルーティング設定を実践すると、ネットワークの仕組みが身につく。
(3) 資格取得でモチベーション維持
- LPIC(Linux Professional Institute Certification)
- Linuxの基本コマンドから運用知識まで網羅。インフラエンジニアを目指すなら取得メリット大。
- AWS認定資格(クラウドプラクティショナーやSolutions Architect Associateなど)
- クラウド環境を勉強するうえで、学習範囲が明確で理解しやすい。履歴書や職務経歴書にも書きやすい。
- CCNA(Cisco Certified Network Associate)
- ネットワーク知識を体系的に身につけるのに適しています。ルーティングやスイッチングの基礎がしっかり固まる。
4. 学習リソースとテクニック
(1) 書籍やサイト
- Linux標準教科書: 無料で公開されている学習教材。基本的なコマンドやファイル構造を理解するのに最適。
- 『AWS認定資格試験テキスト』シリーズ: AWS試験ごとにポイントを絞って解説。
- インフラ系ブログやQiita: 実務で役立つノウハウが掲載されているため、実践的な学びになる。
(2) オンライン学習サービス
- Udemy: AWSやLinux、ネットワーク関連の講座が充実。セール時に購入するとお得。
- Cloud Guru: AWSなどクラウド関連資格の学習に特化したプラットフォーム。
- Pluralsight: 英語に抵抗がないなら、幅広いITスキルを動画で学習可能。
(3) コミュニティ・勉強会
- インフラ勉強会(Infrastructure as Code関係など)
- 勉強会プラットフォーム(connpass、Doorkeeperなど)を使って探す。現場のリアルな情報が得られます。
- SNSやDiscord
- 初心者同士のコミュニティに参加し、情報交換や相談をするとモチベーション維持に効果的。
5. 転職活動でのアピール方法
(1) ポートフォリオやGitHubを用意
- 自分が構築した仮想環境の設定やAWSの構成図を載せるなど、具体的に取り組んだことを可視化。
- TerraformやAnsibleのコードをGitHubにアップしておくのも◎。
(2) 学習過程・資格取得を強調
- 「LPIC取得を目指し、現状○割完了」など進捗が分かる形で伝えると努力を評価されやすい。
- 学んだことをブログやSNSで発信している場合は、URLを履歴書に記載すると面接官が見てくれる可能性大。
(3) ITエンジニア転職エージェントを活用
- インフラに強いエージェントに相談し、未経験歓迎の企業や研修制度の充実した企業を紹介してもらう。
- 「どんなスキルを伸ばしたいか」をしっかり伝えると、自分に合った現場を見つけやすい。
まとめ
未経験からインフラエンジニアを目指す場合、OSとネットワークの基礎を押さえてからクラウドやセキュリティへ進むのがオーソドックスな勉強ルートです。
資格学習をモチベーションにしつつ、自宅やクラウドで手を動かすことが近道といえます。
- ① インフラエンジニアの役割を理解
- ② 必要スキル(Linux、ネットワーク、クラウド)を把握
- ③ 仮想環境やAWS無料枠で実践
- ④ LPICやAWS認定資格で体系的に学ぶ
- ⑤ ポートフォリオやGitHubで成果を可視化し、転職活動を優位に
学ぶべきことは多いですが、インフラ分野はやりがいが大きく、専門性を高めればキャリアの選択肢も広がります。
自分のペースでコツコツと学習し、「ITの基盤を支えるエンジニア」として充実したキャリアを築いていきましょう!
最後に
インフラエンジニアは、サーバーやネットワークなど縁の下の力持ち的存在ですが、その分企業やユーザーからの需要が常に高いのが魅力。
最初は難しそうに見えても、少しずつ知識を積み重ね、実践で触れることでグッと理解が深まります。